BOSE CDレシーバー SSS-1MC 修理その５

いただきものです。変換ケーブルの相談を受けていましたが、市販のものが見つからず自作してお渡しした縁です。


金属製カバーを外します。ねじ二つです。


トレイが閉じてピックアップがＣＤ盤面に接近したまま故障状態にあったようです。


このつまみを丸のところまで移動すると

ピックアップユニット全体が傾いてＣＤ盤面から離れます。


トレイをひきだし、丸の部分にある下に突き出ているツメがトレイの脱落を防止しています。ここを上に引き上げてロックを外します。随分とすすけているので割れないかひやひやしながらの作業です。


外れました。


プーリーが薄い樹脂製カバーで覆われています。爪が見えるところに1か所。見えないところに2か所あります。

腰があって割れないと思いますが、おっかなびっくりの作業で時間がかかります。慣れている人はいいのでしょうけど。

外れました。

汚いです。

ゴムが硬化していて、うまく回らないようです。


モータの固着などは見られずほっとします。



歯車の割れもありません。


あまりに汚れがひどいので拭いてみるとトレイの部分だけでこのようになりました。
掃除とグリスアップ、ピックアップの交換も考えます。

BOSE CDレシーバー SSS-1MC 修理その４

いただきものです。変換ケーブルの相談を受けていましたが、市販のものが見つからず自作してお渡しした縁です。


どんどん外していきます。

ここは11mmの六角です。軽く押さえているだけです。ソケットだけで簡単に回ります。


結構すすけています。

デッキを固定してあるねじを取り外します。写真を撮りながらすすめます。




6mmの六角スペーサーです。ここを取り外さないと取り出せません。パズルのようです。

引きずりだすようにして。裏の基板は爪にはめ込んであるだけです。引きずり出したはずみで外れてしまいました。

液晶基板？に接続されているコネクタをはずして、

やっとここまで来ました。

BOSE CDレシーバー SSS-1MC 修理その３

いただきものです。変換ケーブルの相談を受けていましたが、市販のものが見つからず自作してお渡しした縁です。


開けてみると筐体の裏はすすけています。豪勢に熱が出るようです。

これが原因でしょう。


ラジオ関連の基板を取り外します。FMアンテナにぐらつきがあったのを自分でやりくりしたことで調子が悪いのではないのかと気にされておりましたが問題ないようです。ランドの剥がれも見受けられません。


トランスに近い部分は変色しています。


巨大な電解コンデンサが現れました。パンクもしておらず安心しました。できれば交換したいです。


奥にあるのは簡易的な放熱フィンに覆われたパワーアンプがいます。この見覚えのある形はSANYO製でしょうか。STK4164MK5と見て取れます。VCC± 30,5定格、35Wx2Ch（8Ω）とありました。


やはり2Ch。SBC-1 の出力はどこから来るのでしょう。よく見るとパラレルで接続されているようです？？？もう少し詳しく見てみます。