BOSE CDレシーバー SSS-1MC プリアンプ部

いただきものです。変換ケーブルの相談を受けていましたが、市販のものが見つからず自作してお渡しした縁です。


ピックアップ交換のためアッセンブリーが届くまでの間寄り道をしました。
筐体右側に立ててあるようにしてプリアンプ基板があるようです。外してみます。

オペアンプには日本無線の4588DD艶無です。「この音が最高だ」「やっぱりBOSEサウンドでないと」などということは一切ありません。今時4588Dを選択する理由がないので入れ替えてみようと思いました。艶ありだったら思いとどまりましたが。

日本無線のMUSES8820です。


Burr-BrownのOPA2134が良かったのですがテキサス・インスツルメンツの方針もあり入手が難しくなっています。少数の購入は不利です。もっと買っておけばよかったと後悔しています。


MUSES01もリファレンス用として1個持っているのですが、さすがにもったいないです。


それにしても美しい基板です。このような設計思考があるとは羨ましい限りです。


4588DDは7個使用されています。外部入力2ch、外部出力2chで4個はいいのですが、残りの3個がどのように使われているのかがわかりません。素人ですし配線を目で追うのが老眼できつくなってきました。



外部入力にあるこの三洋のLC78211の用途がわからずにいます。たぶん入力チャンネルデバイダーだと思いますが、これをChatGTPで質問するとすごい返答が返ってきます。「誤った情報を提供してしまい、お詫び申し上げます。」といいながら、いくら答えを訂正しても頑として受け付けません。
いまは途上ですが機械学習が進めばかなり有効なツールになるでしょう。


とりあえず動作確認ののち改めて検討します。今のところはMUSES8820、Burr-BrownのOPA1656といったところでしょうか。OPA1656などの最近のオペアンプは、入力バイアス電流がものすごく小さいのでこの回路にうまくマッチするか不安です。